配偶者や恋人など親密な関係にある相手を暴力によって支配するDV(ドメスティック・バイオレンス)。
ご友人などにこの「DV」で悩みを抱えている人を 知っている方も多いのではないでしょうか。
DVは身近なところに潜んでいるものです・・・・。怖いですね。
家庭内で行われるDVは、外部からの発見が困難であることから、被害が潜在化・深刻化しやすく、被害者の心身に深刻な影響を及ぼします。
暴力というと殴る蹴るなど身体的なものと考えられがちですが、お金を渡さない、性的な関係を強要する、ひどい言葉で侮辱するなど、その形は様々で、多くの場合繰り返し継続的に行われています。
福岡県が行った調査では、成人女性の実に4人に1人が何らかの暴力を受けたことがあると回答しています。
このことからもDVは一部の人だけに起こるものではなく、とても身近な問題であることがわかります。
暴力が繰り返されることによって、「自分がだめだから殴られるんだ」など、自尊心を奪われ、逃げたり誰かに相談する気力を失うことがあるほか、逃げることで暴力がさらにエスカレートする恐怖感や経済的不安、子どもの心配など様々な不安が逃げる決心を妨げます。
福岡県内の各相談窓口では、女性相談員が相談に応じています。相手との関係を『つらい』『なにかおかしい』と感じたら、一人で悩まず、自分たちで解決しようとせず、ご相談してみてはいかがでしょうか。
どんな理由があってもDVを受ける側は悪くない!のです。
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