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発言:0366 (COA00004/尾野 徹 tooru@fat.coara.or.jp/tooru )  2012/03/27 12:09 3021回  Tweet
タイトル:三菱総研理・小宮山理事長と三菱UFJリサーチ&コンサルティングの中谷理事長の考えは、、、、


 先日、三菱総研理事長・前東京大学総長の小宮山宏さんの講演をお聞きしたんです。
 そして、同じ時期、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの理事長、中谷巌さんの本を読んだんです。

 二人のシンクタンク理事長、、、今、何を思っておられるのか、、、と、面白かった。

 私の頭に残った処のみ、簡単に紹介。

 小宮山理事長の講演は、題名は、
   日本「再創造」
   〜プラチナ社会の実現に向けて〜

 いくつか、前提となる考え方をあげてて、そこから未来ビジョンを導き出しているようです。
 例えば、
@人工物は必ず飽和する。
  (車が売れたとしても中国やインドであっても必ず飽和する。
   つまり、人工物を普及させるやり方は限界が訪れる)
     ↓
    普及型需要による発展から、まだ見えていない需要を創造する「創造型需要」を目指そう。
    (日本は、様々な課題を抱えた課題先進国!
     その課題を解決することが新需要を創造する)

Aエネルギー転換として、化石燃料から省・新エネになる。
  (原子力は過渡期のエネルギーであり、
   高度な省エネ技術で必要となる総エネルギー量を減らしていき
   自然エネルギーで十分まかなえる方向に行くだろう)
     ↓
   自動車を作るエネルギー、それを使う(乗る)エネルギーなどいろいろあるが、効率化、省エネ化を徹底させる。
 その結果、効率は3倍は進むはず、自動車台数が今の4倍になってもエネルギー消費は減らせる。。。。

 など、面白かった。

 その他、森林再生の好循環を考えよう、、、っていう呼びかけは分かりやすい。 
 この取り組みは、各地域で行われていますよね。
 木材パレットによる暖房や、その木材パレットを作る事業での雇用創出などが東北で取り上げられたり、大分県でも言われているはず、、、

 そういったことを総合的なこととして新しい日本を作りましょ!って話。
 詳しくは、本で。


 さて、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの理事長、中谷巌さんの本、かなり刺激的。
  「資本主義以後の世界」と題されており、昨今のリーマンショックや、99%対1%デモ、さらには、欧州の財政危機、、、など、どのように資本主義が成り立たなくなったかを、歴史的視点で解説。
 
 欧米は基本的に、略奪から経済を発展させてきたこと、
(北朝鮮などまだかわいいぐらいに、例えば、海賊からスタートした大英帝国はアヘンを中国に密輸入・売りつけその金で中国の品々を買っていく、、、清という国が滅びるまでやってしまったのだからすごい!)

 覇権は、今はアメリカが握っており、その東西で日本とドイツがアメリカの政策にて経済大国になってきたこと。
 その強くなりすぎた日本に、様々な要求を突きつけ、日本の国力を削いできた。

 例えば、アメリカは、毎年、日本に「年次改革要望書」を突きつけており(あまりマスコミに出てこないらしい)、その結果として、貿易障壁を崩されて行っている。
 (これも、アメリカの1%の富裕層が仕掛けているみたいに見えるな)
 TPPなど、まさにその延長線上のもの。
 
 また、様々なスキャンダルをぶっつけられて、日本をリードする組織や個人がつぶされて行っている、とも指摘。

 日本の優秀な官僚が、突然、居酒屋タクシー問題や、○○○しゃぶしゃぶなどがリークされ、つぶされて日本をリードすることができなくなったが、ちょうどアメリカが日本に「年次改革要望書」を突きつけてきた時期にスキャンダルが始まったことは何か裏があるのではないか?
 省庁再編は、結果的に官僚の力を削がれる原因でもあるはず・・・、
 とか、田中角栄元首相が、アメリカの頭越しに中国と国交回復をしたとたんに、ピーナッツ問題がアメリカから暴露されたぞ、とか。
 さらに、小沢一郎が、100人の政治家を連れて中国訪問をしたことを見て、今回の小沢事件が起こったのではないか、裏にはアメリカの意に沿わないことをすると、何かが起こるのかも。。。

 更に、日本は、メインバンク・システムとそれにつながる系列という産業界の慣習があったが、それがアメリカ企業の参入障壁だ、といいうことで、BIS規制(自己資本を8%以上持たねばならない)をぶっつけられて、メガバンク再編になり、今ではたった三つのバンクに縮こまってしまった、、、、などなど。

 それとか、結局、うまくアメリカの介入を防いだ中国だけは、堅調に伸びているのは、まさに、アメリカ型の介入がある処では、資本主義という名のアメリカ主義のマーケットでしかない?

 それらは「交換」の思想であるが、それを超えるのは、日本的な「贈与」の思想、、、江戸時代からあった(あまり大きな格差の無い社会であって)庶民同士の助け合い的な社会思想?、、、そういう新たな文明転換的視点が必要ではないか、、、、

 そういうことのようですが、、、ちょっと難しい処もあって全部はわからないな。

 あ〜、書き疲れた(^o^)

 


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