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発言:0197 (COA00004/尾野 徹 tooru@fat.coara.or.jp/tooru )  2011/07/19 07:26 6381回  Tweet
タイトル:ボーヌは六次産業のお手本(2)ぶどう畑、ワイナリー、レストラン訪問


ボーヌで六次産業のお手本を見た!その2)ぶどう畑とワイナリー訪問、そしてレストラン巡り

確かに農業大国であるフランス、そこから観光産業までとても力強く歴史深く育っていることを改めて思い知ったことです。

観光名所であるロマネ・コンティの畑。
世界中から多くの人が来ているのでしょう、注意書きは英語でも。

東向きのゆるやかな斜面の畑。 (ページ下部の地図:B地点)


たぶん、塀から、100メートル強ぐらいの奥行きまでがロマネ・コンティの畑。

詳しくは、ネットで調べたら次々と参考になるページが出てくるけど、僕は素人観光客、詳しくないな。




 確かに外国人が、、、徒歩組と自転車組。

 我々はこのロマネ村の広場で貸し切りバスを降りてあるいて来たのですが、聞くところによると、貸し自転車でサイクリングしながら回るのが楽しいとか。

 そうですよね。
 畑の中を走る道路は狭いから車の離合は難しいかも。
 かつ、地形はわかりやすく、地図さえあれば、迷うことはなさそう。


 余談ですが、今回は、iPhone、あるいはiPadを持ち歩き、現在地をGPSで確認しつつ動けて本当に便利でした。
 特に、iPadでgoogle Earthを使うと、目的地を日本語で地図検索できるし、かつ、地形までわかってしまい、「ドイツからフランス方向は平野だらけ!」なんて思ってしまったり。
 もう、海外旅行には無くてはならないツールに!
規則正しく植えられていて、
葡萄の木をまたいで右のような車で作業するらしい
 ロマネコンティの畑はとても狭い。
(面積1.8haで、年間5,700本のワインを生産)

 しかし世界一有名な畑かも。

 作業していた人が歩いて右の集団に合流してた。
まさに一次産業者なんだけど、その一次産業の場所に私達観光客は三次産業の客としてやってきてる。

 畑そのものが人を呼ぶ!



 昨年度というか、今年の1〜3月に掛けて、阿蘇広域圏と竹田・九重のやまなびエリアで六次産業としてのITプロジェクトを担当しましたが、阿蘇などはまさにカルデラ内に大きな農地を抱えており、その中に観光業がある、、、、うーむ、、、、
ロマネ・コンティの上の畑(西側)は、ラ・ロマネ(一番左の写真のエリアのようだ)の畑で、右隣(北側)はリシュブール、下部分(東側)は、ロマネ・サン・ヴィヴァン、と、どれもピノ種のグラン・クリュの畑だとか。
とてもフランス語は難しい、日本語でも名前を記憶できないのに、、、覚えきれない。。。
そのヴォーヌ・ロマネ村の広場は協会のある処で、歩いて5,6分の場所。







↓ 改めて広場で気がついた。
なるほど、観光客が多いからか、畑の説明地図が
あり、観光写真を撮る絶好の場所が作られていた。


さて、もう一つ、必ず観光客が訪れることになる場所の、クロ・ド・ヴォージュ(CLOS DE VOUGEOT)城、実は、朝一番はこちらを訪問したんです。 (ページ下部の地図:C地点)
ちゃんと道案内があって、、、



はいっていくと更に左に曲がる門があった。
ここをバスが上手に入っていった、驚き!




時間が早すぎてまだ開店してない。。
ということで、開店まで皆さん記念撮影。
 クロ・ド・ヴォージュは、この周囲のぶどう畑の名前で、城は、12世紀に修道士が作ったもの。
 その城の中でワインを仕込んでいたとのことだが、今は、「利き酒騎士団」の本拠となっていて、昔使われていた大きな木製のプレス機などを展示する博物館になっている、とのこと。

 ちなみに、畑の大きさは51Ha、ピノ種の特急畑。
 年間生産量は218,000本、ということでロマネ・コンティの38倍!

 ここで、「利き酒騎士団」とは?、、、となりますね。
   
 これが、木製の絞り器で、展示されているモノ。
 4台あるらしく、そのウチ1台は、毎年収穫祭の初日にデモンストレーションとして動かしてて、人気があるらしい。




さて、「利き酒騎士団」ですが、この城を所有し、この城をベースに、
(1)ブルゴーニュワインを世界中に広めるために1934年に設立された。
(2)生産者や愛好家などで世界中で1万人を超える団員数。
(3)叙任式(入団式)が毎年十数回開かれている。
(4)その後、大広間で500人以上参加する晩餐会。参加者はブラックタイ、ドレス姿の正装。
(5)けっこう楽しい愉快な晩餐会となるらしいが、悪酔いする人はいないそうだ。。。

左は、利き酒用のカップなど。

右は、ワイン庫・・・?
 とにかくフランスは仕組みを作り、世界中から自らの金で人が集まってくる仕組みを作るのがウマイですね。
 この利き酒騎士団は、世界中に支部ができているようですし、このクロ・ド・ヴォージュ城で入団セレモニー(葡萄の木で肩をたたかれ、タストヴァン(利き酒用の銀製カップ)を授けられる、ナイトそのもの?)を自費で受けに世界中からやってくるのでしょうし。。。当然、お金かかるはず。
 かつ、ボルドーやボジョレーなど、ワインの産地のあちこちが同様のことをやっているようです。

 そういえば、フンドーキン醤油の小手川さん、モンドセレクションを受賞しておられ、その授賞式に昨年参加された話を、
「そうなんだねー、フランス人は仕組みを作るのが上手いし、社長が出て行く方が得点がよくなるようだし、行くと、もうすっかりお客様として面倒見てくれる。つまり、“制度”を作って世界中から金も人も観光客として集めていくね」
と、うなずきあってしまった。


さて、1軒のワイナリーを訪問してきました。
DOMAINE RION
1880年からの生産者。   (ページ下部の地図:D地点)
あ、ここなのか、、、と、拍子抜けするような感じだったのですが、地下のカーブに入ってびっくり!
ものすごい量の樽やビンが並んでます。それだけ大きな地下室。

全員で利き酒を、、、

NUITS SAINT GEORGES 1er Cru "Les Murgers" "Les Damodes"
 日本に直接送ってもらえるということで何人か購入してました。
 高いモノで53ユーロ
 (CLOS DE VOUGEOT GRAND CRU 2009)

 後は20〜30ユーロ程度のものを見せていただきました。

 右の写真、温度管理してるね。
 小手川さんは、小手川酒造というメーカーでもあるはずだが、、、日仏の違いは?

 感想を聞き忘れた。

さてさて、ぶどう畑にワイナリー・・・ときたら、当然、レストラン。
前回のレポートで紹介したように、ここらは、ミシュランの三つ星レストランが6店(2007年当時で今は知りません)もあり、(最も多いパリは10店)フランス有数の美食の郷!

我々は夕食2回、ランチ1回をそれぞれ、趣あるレストランで・・・このページ下部の地図を見てくださいね。 (ページ下部の地図:E地点)
先ずはレストランSIMON
小手川さんがワイン選択
じっと待つ我々・・・・

JTBさんの資料によると、、、

エスカルゴのラビオリ

鯛の白ワイン仕立て

羊の首肉、フレッシュ野菜添え
その後ににチーズは、僕にはキツイ。 ドイツから入ってきた我々ですが、このSIMONでやっとフランス料理を食べれた、って感じでした。


ランチは、Castel de Tres Girard という ホテルのレストラン、(こういうプチホテル、素敵なレストランがあちこちらしい)

JTBさんの資料によると、「地元ドメーヌが自分のワインと合う料理を食べに来るお店」  (ページ下部の地図:F地点)
 


エスカルゴ9ヶ。

ブルガンディ風牛肉、パスタとにんじん添え

プリン、シャーベット
ここはワイナリーも併設しているのかしら?

ありえるね。

それこそ、一軒で6次産業を作り出しているような。

さて、最終日の夕食は、宿泊先のホテルLE CEPと同じ建物内にある、Loiseau des Vignes ロワゾー・ド・ヴィーニュ 
ホテルのロビーの隣の部屋なんですけど、道路の外に出て行きます、、、で、ここはミシュランの星を一つもらっているお店。パリなどにも店があるようだ。
 (ページ下部の地図:A地点)
フォアグラのテリーヌ
カマスの肉団子、ロブスターソース
 本を見てたら、なぜこの地域にこのような素敵なレストランが集まっているのか?っていうことを、

・パリ在住の食通が、南フランスへバカンスに行くときにこの地域で宿泊する、、、だから三つ星レストランは宿泊もできるオーベルジュが主体だ
・いや、食材に恵まれていたんだ、ワインはもちろんだが、ブルゴーニュ南西部のシャロレー地区にフランス最高牛のシャロレー牛があるし、ソーヌ川東岸プレス地区の質が高いブレス鶏産地があるから、等。

 そして、何より、「良いワインとよい料理は互いに引き立て合う」という地元の人達が、日頃の郷土料理をワインに合うようにしてきたから、、、ということなんでしょうか。

 しかし、なんといっても、最初は、ぶどうでありワインであった地域作りでしょうが、ローマ時代から始まり、中世の修道士達によって高められたワインづくり。。。歴代のブルゴーニュ公による政策がいろいろと影響を及ぼしているようです。

 例えば、収穫量が多いガメイ種のぶどうは、ブルゴーニュでは合わないとして、1395年栽培を禁止してピノ・ノワール種だけにさせたり、
 (しかし、ガメイ種は、南部では土壌にあってか、ボジョレーなどとても大事にされている)
 栽培に適さないディジョン周辺の低湿地帯でのぶどう栽培を1441年、やはり法律で禁止したり、など、あらっぽい?ような品質追求姿勢があったようです。
 そして、18世紀初期に、ボーヌで最初の輸出商社が創立されて、北フランスやベルギーへの輸出が始まったことが、六次産業を大きく飛躍させたんでしょうねぇ、、、

地図の縮尺を変えて見てください、狭い範囲で十分楽しめたことがわかりますね。(^_^;)
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<過去レポート>

(1)ドイツのフランクフルトから世界遺産のエッセン、ツォルフェアアイン炭鉱までドライブ
(2)ドイツ-フライブルグの自転車とトラム交通、エコ団地取り組みは何か懐かしい♪
(3)トラム製作企業LOHR社訪問、かつストラスブールは観光地!
(4)ボーヌは六次産業のお手本(1)ホテル LE CEP がある旧市街は街歩き観光メッカ
(5)ボーヌは六次産業のお手本(2)ぶどう畑、ワイナリー、レストラン訪問
(6)川の畔を散歩したくなるシャブリの町、のどかでリッチに見えるけど

  よーろぱシリーズ(北欧 スペイン ザルツブルグ

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